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<スポーツソウル-7/2>
ヒディンク「ヨーロッパクラブチームは挑戦対象…確定したことはない」

「毎日、仕事ができるヨーロッパのクラブチームが私が挑戦する対象だ。しかし韓国との関係は維持し続けたい。」
日本での日程を終えた後、2日午後、恋人のエリザベスとともに仁川空港に入国した、コス・ヒディンク前韓国サッカー代表チーム監督は、空港で行われたインタビューでこのように語った。
ヒディンク監督は、「2004年オリンピックと2006年ワールドカップを基点に代表チームが再整備される際に提案を受けたとしたら、韓国サッカーの発展の為働きたい」と語り、技術顧問等の形式で韓国サッカーを間接支援したいという意志を表した。

次はヒディンク監督との一問一答。

-オランダPSVアイントホーフェン行が決定したというBBCの報道があったが。
▲性急な報道だった。まだ確定したことはない。

- 一旦アイントホーフェンが最優先の交渉相手か。
▲アイントホーフェンはワールドカップ以前にすでに受け入れの意志を打診して来ていた。いくつかのクラブが私に関心を持っているが、一旦来週にオランダに出発する。

-進路に対する考えは。
▲私は韓国代表チームと最近数カ月間そうだったように毎日グランドで仕事をしたい。
私は事務室で働くことが好きではない。そういうわけで各種リーグが継続するヨーロッパクラブチームが私が挑戦する相手だ。しかし代表チームには今すぐには直接的な挑戦はないだろう。

−国内に残留する可能性は。
▲韓国代表チームを任された期間はとても大切なものだ。現在、大韓サッカー協会とどんな形で関係を維持するかをめぐり論議中だ。2004年オリンピックと、その後の2006年ワールドカップを考えると30代のベテラン数名が退陣すると、世代交代が進むだろう。
その過程で代表チームは新しい守備手たちを輸血しなくてはならないのだが、そのような変化の過程で若干の後退があるかもしれない。しかし2歩前進の為、1歩後退するという考えを持たなくてはならないだろう。私はこの過程の中で要求されたら、韓国サッカーの発展の為働きたい。

-どんな形で韓国サッカーに役立つということか。
▲代表チームはもちろん、ユース及び指導者養成、Kリーグの活性化等いろいろな課題に役立ちたい。諮問役になることもあるだろう。

-ヨーロッパクラブを任されながら、同時にその仕事ができると思うか。
▲私がいくつかのクラブと話し合いながら提起しているひとつが、韓国サッカーに役立てるような保証をもらえるかということだ。

-国内プロリーグ発展の為どんなことが必要だと思うか。
▲一線の指導者たちが長い目標を持ちチームを育てられるように、周囲が忍耐心を持つのが何よりも重要だろう。

<スポーツソウル-6/26>
[韓国・闘魂、外信の反応]「驚くばかりだ」感嘆

ドイツとの4強戦で、太極戦士たちが見せてくれた闘魂は、世界サッカーの流れを変えたという評価を受けた。
2試合連続で延長血戦を行っても、「戦車軍団」を相手に対等なゲームを繰り広げた闘魂に、世界サッカー界がもういちど驚いた。
息絶え絶えでも絶えず攻撃を緩めないプレーは韓国人はもちろん、全世界人の嘆声をあげさせるのに十分だった。韓国ードイツ戦を見守った世界主要報道陣は、「アジアの虎」の奮闘を激賛した。

■AP・AFPを始めとした通信社
AP通信は、「ワールドカップ版図にものすごい異変を起こした韓国の突風が決勝の入り口で挫折した。しかし、この日の敗北が失望するものではなかった。」と伝えた。
また、「韓国サポーターは、負けたのにもかかわらず、選手達に向かい、立ち上がって拍手をし激励した。」と伝えながら、「決勝進出失敗で落胆も大きかったが、それよりも賞辞が多かった。」と付け加えた。
APは「わずか数カ月前には8強どころか、本大会初勝利と16強進出という目標達成も容易でないと思われていたが、ヒディンク監督が韓国代表チームの攻撃を鋭く研ぎ、守備は堅固に作り上げた」と、ヒディンク監督の指導力を評価した。

AFPは、「韓国はドイツ戦で負けはしたものの、審判のおかげでイタリアとスペインを敗ったという批判は収った。審判は韓国を助けなかったが、ドイツは韓国を相手に始終苦戦した。」と、これまで審判の偏頗的な判定で勝利をつかんだという疑惑を全面的に否認した。また、「赤い悪魔は、やはり最高の応援団であることを立証した。韓国民は敗北を認め、誰も不満を提起しなかった」と評価した。

■フランス報道陣
生中継したTF1とルモンド、スポーツ専門紙レキフなど、フランスのマスコミは、「まさにドイツが韓国の目覚ましい活躍にブレーキをかけた」として、「ゲーム内容をみると、韓国は準決勝進出チームとして遜色がなかった」と賞賛した。
TF1は、試合後にインターネットにアップした解説で、「ドイツが韓国のものすごい脅威にピリオドを打った。がっちりとして覇気に漲る韓国は決勝行を争う資格があることを立証した」と報道した。
また、「ドイツは序盤に強攻を繰り広げ、韓国を圧迫した。しかし韓国はドイツの守備に立ち向かい球さばきにびっくりする程の才能を見せ、高さのサッカーを相手によく踏ん張った」と分析した。
日刊ルモンドは試合直後、インターネット版で、「ポルトガル、イタリア、スペインに勝利し、5試合で2ゴールしか許容しなかった韓国の準決勝進出(の実力)は実力そのもの」と評価した。
ドイツの大きな大会経験と、韓国が延長戦を2度も行ったことによる負担を考慮すると、「ドイツの勝利は異常なことではない」と、ドイツが勝つしかなかった有利な条件をすでに備えていたと指摘した。
レキフが、「最小限の点数でドイツが韓国の目覚ましい前進に終止符を打った。ドイツはカーンの活躍と、バラックの1ゴールのおかげで決勝に進出し、4回目のワールドカップ優勝を目指すことができることになった」と報道した。

■ESPN・USAトゥデイを始めとしたアメリカの報道陣
アメリカの主要のマスコミは、韓国の善戦を、「惜敗」と表現し賞辞を惜しまなかった。韓国の連勝行進を、「魔術のような疾走」と表現したスポーツ専門ケーブルチャンネルESPNは、「ゲームを行えば行うほど韓国は強くなっていたが、今日はそういうわけにはいかなかった」と残念がった。ESPNのキャスター、ロブ・スタンは、「韓国の奇蹟行進が終わったのは不確実な判定や、不運の為だと言うよりは、ドイツ選手が個人プレーを自制しひとつになりチームとしてプレーした為だ」「ドイツの守備は堅固である反面、韓国選手達は疲れてみえた」と語った。
アメリカで唯一の全国紙でありUSAトゥデイは、「アジア国家としては初めて決勝進出を狙っていた韓国の夢は終わった」としながら、「韓国チームの意地と国民の情熱がドイツの一歩も引かない勝利の意地を克服できなかった」と伝えた。
ロサンジェルスタイムスは、「ドイツが何とか1ゴールを入れ、韓国の驚異的なワールドカップ勝利行進に終止符を打った」としながら、「韓国の戦術はそれなりによかったが、創造的ではなかった」と敗因を分析もした。
CBSは「もうひとつのワールドカップ・シンデレラ(韓国)が戦車軍団に倒された。」としながら、「ドイツが韓国の観衆の熱気を冷静に、精神力で、韓国選手達のスピードを、長身と体力で克服した」と分析した。

■英国BBCとITV
BBCは「街角応援に出た700万の韓国民は、彼等の英雄が寂しく退場する姿を見守らなくてはならなかったが、今迄選手達が成し遂げてきたことに対して、とても誇らしく思っている」と韓国の雰囲気を伝えた。
民営ITV解説陣は、試合が終わった後、韓国の4強進出が陰謀によるものだという一部の主張は「ゴミのような話」と、韓国は「すばらしいチーム」だと評価し、「来る2006年ドイツワールドカップでも善戦が期待される」と語った。彼等は、「韓国が前半に強い守備とともに速効で逆襲し、ドイツを苦しめる等、よく闘い、後半にも最後まで奮闘したが、今日は韓国の日ではなかった」と評価した。
また、「2チームは準決勝らしい姿をそのまま見せてくれ、韓国の水準も準決勝に進む十分な資格があった。」としながら、「アメリカとの試合で不振だったドイツは、この日、今大会最高の試合を行った」と指摘した。

■ベトナムの報道
ベトナムのマスコミは、負けはしたが韓国が4強進出チームらしくよく闘ったと評価した。この日の試合を生中継した国営ベトナムTVは、「韓国が後半、体力消沈に耐えきれず決勝ゴールを与えてしまったが、最善を尽くしたゲームだった。」と前置きした後、「韓国選手達が2回の延長戦を行いながら体力が消耗した状態にもかかわらず、ドイツの猛攻を1ゴールに防いだ事は、体力が十分だった予選と、16強、8強戦で、ポルトガルとイタリア、スペインに勝ったのは全く異常なことではなかった」と主張した。
解説者は「体力さえ十分だったらドイツの逆襲ゴールも許容しなかっただろうし、もう少し活気溢れる攻撃を行い勝負を予測できない状況になったことだろう」と残念がった。
ベトナムニュースのウンウェンティトゥアン記者は、「これからアジアは技量面で明らかにヨーロッパや南米と対等に世界サッカーのひとつの軸を担うことになった」と強調した。ベトナムの放送と新聞は25日から一斉に韓国サッカーが4強に進出した要因と韓国の準備状況等を特集で扱った。

■アルゼンチンの報道
有力日刊紙ラ・ナシオンは韓国の決勝行失敗を冷笑的に報道し、僑民たちの憤りを買った。この新聞は25日、自社のオンラインにアップした試合速報で、「ドイツが「赤いめまい」を克服し決勝に進出した」「韓国は90分間プレーしたが、審判の助けを借りられず、ドイツ側ペナルティエリア中で、たった1回のペナルティキックももらえなかった」と皮肉った。
しかし「韓国は決勝の入り口を超えることはできなかったが、今大会で最高の成績を成し遂げながら、新しいワールドカップの歴史を書くことになった。」と付け加えた。他の有力日刊のクラリンは「ドイツが韓国の(決勝進出)夢を破った」と論評なく伝えた。

 

<スポーツソウル-6/25>
[韓国-ドイツ]勝将、敗将の言葉

●ドイツ フェラー監督
全般的に非常にいい試合であり、始めから密着守備をしたのが効果的だった。ドイツはいいチャンスを何度も作り出し、当然、勝者の喜びを享受する権利がある。ワールドカップ地域予選では、我がチームが16強に進むことさえ苦しいように見えたが、試合をこなしていく内に目標が大きくなり、決勝まで進んだ。
特に以前の試合とは違い今日の試合で、決勝ゴールを入れたバラックは累積した警告があったにも関わらず戦術的にファールをした。決勝戦には出られないがドイツチームの為にプレーしてくれた彼に尊敬の気持ちを贈る。

●韓国 ヒディンク監督
ドイツ戦で負けて失望が大きい。しかし次の試合に落ち着いて準備する。経験豊富なチームであるドイツが準備をしっかりしたようだ。序盤に韓国が気勢に押された。力が不足しほとんど歩きまわるようなプレーを行い、経験不足も露出した。
後半は、ゴールチャンスを作り対等に闘った。経験不足を大きく感じられ、それが敗因だ。勝負と関係なく変わらず韓国チームが誇らしい。

 

<スポーツソウル-6/22>
コマチョ・スペイン監督「難しいゲームだった」

●ホセ・アントニオ・コマチョ スペイン監督
韓国を相手にした8強戦は本当に難しいゲームだった。
私達がPK戦で5-3で負け気分がよくない。私達は血の滲む努力をして、今日は本当に最善をつくしプレーした。しかし我がチームよりは韓国チームが運がよかったようだ。この日の勝利で4強の舞台に上がる韓国チームにおめでとうを言う我がチームが4強に進めなかったのは骨身にしみる。審判判定に対しては話したくない。

<イルガンスポーツ-6/22>
スペイン「審判の判定、非常に残念だ。」

監督、選手らは「韓国はよく闘ったが、敗因は審判のようだ」

▲ホセ・アントニオ・カマチョ(スペイン監督)
我がチームが明らかにワンランク上だった。
我が選手達は死力を尽くした。FIFAが決定することだが、韓国を相手にした監督として試合結果に非常に残念だという言葉を述べずにはいられない。韓国とゲームを行ったポルトガルやイタリアの監督も同様の思いだろう。
数多い試合を経験した審判が今日のような判定を下したことは信じられない現実だ。審判の判定に本当に不満が多かった。韓国が準決勝に進みはしたがドイツを下すのは難しいだろう。ドイツはすでに韓国より1日早く試合を終え、十分な休息をとっている。

▲デ・ペドロ(MF)
韓国がよく闘ったということは否定したくない。体力が本当にあるチームだ。しかし、明らかに審判の判定はひどかった。私達が十分に勝てていた試合だった。

▲プジョル(DF)
本当に残念なゲームだった。私達がスペインに帰る理由は審判の判定のためだ。私達が開催国である韓国と8強で対決したということを不運だと思い帰る。

<スポーツソウル-6/22>
ヒディンクのコメント「準決勝進出は物凄い成果」

4強に進んだのはものすごい成果だ。50対50と対当なゲームだった。私達の守備が乱れた時があったが、スペインおまた今日のゲームでは問題点を露出した。
水準高い試合だった。そしてスペインよりも休息の時間が少なかった私達が勝ったということは、選手達がそれだけ努力したということだ。選手達を称賛したい。
我が選手達は、生気漲るヤング・ドッグのごとく戦った。私達はもう失うものはない。ドイツと対決する4強戦も今までやってきたどおりにやる。スペインには経験をつんだ選手が多く前半に1、2回機会があったが、決められなかった。
その点では私達も同様だった。
今日の勝利は、私の指導を受け入れ、選手達が最後まで諦めなかった結果だと考える。

<スポーツソウル-6/18>
誇らしき太極戦士のコメント

■アンジョンファン
気分がいいが、今はあまりに疲れていて話す気力さえない。

■イヨンピョ
私達は毎日新しい歴史を刻んでいる。後半、体力的にイタリアを押さえることができた。攻撃的にプレーしたのは勝利の原動力だ。日本は16強戦で脱落したが、彼等は私達と戦う関係にないので、これといった感情はなかった。8強戦で当たるスペインは、シドニーオリンピックで3ー0と乾杯した相手だ。借りを返したい。

■ユサンチョル
イタリアが後半と延長戦で体力が落ち、動きが悪く、ゲームがやりやすくなった。近付く8強戦で、選手が皆気持ちをひとつにして、ゲームに再び備える。

■イウンジェ
16強に進んだ時もとても嬉しかったが、ここまで来て言葉にならない。善妨は運がよかった。もしPK戦になっても問題なかった。明日から新しい覚悟で準備する。スペイン戦も自信がある。ビエリも制し特別な差を感じなかったのだが、スペインのラウルも制する自信がある。4強、優勝まで狙う。

■ソンジョングク
試合中、4回のポジション変更があった。しかし問題はなかった。位置の変更はずっとやってきた。選手達は皆、そんな戦術変更、ポジション変更に慣れている。

■チェジンチョル
セットプレーの状況でヴィエリを専門にマークすることにした。ビエリを逃し1ゴール目を与え、ゲーム中心理的に大きなプレッシャーになったが、勝って本当に嬉しい。(声をつまらせて)胸がつまり、言葉がでない。

■キムテヨン
光州で行われる8強戦でスペインにも必ず勝つ。全体的に体のコンディションは大丈夫だが、鼻を怪我し一旦、レントゲンを撮らなくてはならない。

<スポーツソウル-6/18>
ジョバンニ・トラパットーニ、イタリア監督のコメント

感動的で美しいゲームだった。しかし私達が韓国よりゴールチャンスが多かった。皆がこの試合を観た。今日の勝利者は私たちでなくてはならなかった。8強に進むのはイタリアでなくてはならなかった。

<スポーツソウル-6/15>
ヒディンク、インタビュー「私はまだ勝利に飢えている」

「私はまだ飢えている」
韓国サッカー史上初、ワールドカップセカンドラウンド進出を牽引した、コス・ヒディンク代表チーム監督は15日午後、仁川ムンハク競技場サブスタジアムで回復トレーニングを実施した後行われたインタビューで、勝利に対する限り無い欲心を表した。
グループリーグを控えた時よりも一段階余裕のある姿を見せたヒディンク監督は、「国民のすごい声援の中で16強進出を達成した選手達が誇らしい」「これからは最近感じていた強いプレッシャーは払い落とし、攻撃的な姿勢で闘い続ける」と語った。
ヒディンク監督は、また、16強戦の相手であるイタリアに対して、「イタリアは準優勝したユーロ2000の時より戦力が一層よくなったと思う。」として、「明日からイタリア戦に対する細部的な準備に入るつもりだ」と明らかにした。
次はヒディンク監督との一問一答。

−昨日、勝利パーティーはどうしたか。
▲私は大きな試合が終わると一人でいるのを好む。ワイン1杯を飲んで自粛しただけだ。

−16強戦を行う大田は専用競技場だが。
▲よかった。私は選手達が観衆ともう少し近い位置でゲームを行うのがいいと考える。グループリーグを行ったスタジアムも施設はよかったが、観衆席とグランドの距離が遠いという短所があった。

−イタリアはどのような評価か。
▲イタリアの選手達は魅力的ではないが最も効率的なサッカーをするリーグでプレーした経験のある選手達だ。戦力は2年前のユーロ2000の時よりさらによくなり、ジョバンニ監督もまた「ヨウ(狐)のように鋭利な名監督だ。しかし我がチームは特別な戦術または態度の変化はないだろう」

<スポーツソウル-6/15>
誇り高き太極戦士、感激のコメント

ファンソンホン
非常に嬉しく、後輩達が誇らしい。体には大きな異常はない。後半に出られそうだと予想したが、相手選手が2名も抜け、数的に優位に立ち、そのままベンチにいることになった。100競技に出場できなかった部分では淡々としている。

ホンミョンボ
最後のワールドカップ本大会の舞台で全国民が望んでいた16強が達成でき嬉しい。試合後すこし涙が出たが、試合中は勝利の為に集中した。試合終了10分前に、相手の立て続けてのゴールチャンスの際は苦しかったが、守備−中盤間の協力がよくできたため勝利できた。16強進出に満足で、世界最強のイタリアと当たるがプレッシャーなく戦いたい。アメリカ−ポーランド戦前半で2ー0の状況はハーフタイムにヒディンク監督から聞いた。
私とユサンチョルだけが聞いたのだが、ヒディンク監督はベテラン選手がゲームをコントロールしなくてはならないという言葉だった。

アンジョンファン
国民の皆さんのお陰で成し遂げた結果だと考える。今日16強に進んだことで、更に進めるように努力する。16強が確定した後思い浮かんだ人はいない。ただ国民の声援だけが思い浮かんだ。

キムテヨン
韓国サッカーの歴史の1ページを刻むことが出来て光栄だ。試合前の作戦会議でヒディンク監督が4バックライン前で守備型ミッドフィルダーで立ち、相手のトップ下ストライカーのジョアンピントを専門にマークしろという注文を受けたがこれをちゃんと実行できたようだ。

ユサンチョル
中盤で適切なプレスがちゃんとできて勝利できた。試合前、ヒディンク監督は、私がキムナムイルと一緒にサイドが空いた時にスペースをちゃんと埋めろという注文だった。
ワールドカップ16強は1年間一生懸命やってきた選手達ばかりでなく、熱心に応援してくれた国民達のものだ。これからはどのチームと当たっても負けないだろうという自信が選手達の心の中に強く残っている。イタリア戦でも負けるだろうとは考えず、8強、さらには4強にも進めるだろうと思う。

チェジンチョル
興奮している。飛んでいる気分だ。宿舎に帰ってから実感がわくだろう。

イウンジェ
神に感謝する。昨日が結婚記念日だったのだが、妻に16強進出をプレゼントするという約束が守れて嬉しい。一生懸命戦ってくれた選手達と最後まで声援してくれた国民に感謝の言葉を伝えたい。

イヨンピョ
嬉しい。神に祈ったおかげだ。聖書に「弱者を通じて強者を辱める(※正確な訳ではないかも)」という句節があるが、今日がそうだった。今日、(ソン)ジョングクと私がサイドで徹底に止めようと努力した。
ゴールの状況で、チソンがトラッピングがうまいということを念頭に置き、(ボールを)繋げたのだが、よくやってくれた。今後、相手が誰でもやれるという自信がわいた。

キムナムイル
今日、キックオフしてから20分過ぎて、勝てるかも知れないという考えがよぎった。ヒディンク監督の指導で、自信を持てるようになったのが一番の収穫だ。今日注文されたのは、ポルトガルの中盤陣、特に17番(ベント)らを遮断することだった。午前、代表チームはあまりに緊張していて、はっきりいって雰囲気がよくなかった。個人的には評価戦だという気分でプレッシャーなくやった。

ソンジョングク
今日、コンセイサンとフィーゴがサイドプレーが中心のため、思いきりプレーできないようにプレスしろという注文を受けた。あまりに大きな選手で、世界的に選手だという点をよく判ってはいたが、ビデオを観て徹底に研究した為、どうやって入り込み、出ていくかを予め予測し止めることができた。
次の相手であるイタリアが強いことは強いがホームでゲームを行い、我が選手達がどんなときよりいいプレーを行っており自信がある。
ポーランド−アメリカ戦のニュースは(韓国の)ゴールが決まってから知った。全国民と選手達がひとつになり成し遂げた結果だ。もう一度、気持ちがひとつになったら16強でなく優勝も可能かも知れない。

<スポーツソウル-6/14>
ポルトガル、オリベイラ監督「失望したゲーム」

韓国とのゲームで敗れ16強進出に失敗したポルトガルのオリベイラ監督は、「非常に失望したゲームだった」と自評した。
彼はまた、「二人を退場させた審判の判定は理解ができないが、これに対してこれ以上言及しない」と付け加えた。
次は監督との一問一答。

−今日のゲームの敗北で16強進出に失敗したのだが、感想は。
▲今日のゲーム結果にはとても失望した。今大会に出場する前には全く予想できなかった結果だ。しかし韓国の幸運を祈る。
後半2−3回、決定的なチャンスがあったが、いかせず非常に残念だ。全般的に失望したゲームだったが、選手達はやらなくてはならないことは全てやった。

−2選手がレッドカードをもらったことが決定的な敗因だったが。
▲今日のレフリーの判定はとうてい理解するのが困難だ。今日の判定に絶対同意できない。しかしこれに対してこれ以上言及しない。

−失望した結果だった。今後監督職を維持しつづけるのか。
▲私の契約は2004年までであるため、監督職維持に関しては心配しなくてもいいようだ。また、韓国が16強に進出したことが誰も予測できなかったように、フランス、アルゼンチンと私達が脱落するとは誰も思っていなかっただろう。これがサッカーだ。

−今大会に対する思いは。
▲たとえ負けて去ることになったとはいえ、私達はいい試合を行い、選手達はいい経験をつんだ。明日はまた違う一日が始まることだろう。

<スポーツソウル-6/12>
ヒディンク監督、「攻撃で体勢を固める」

「守備中心のプレーはしない。攻撃の主導権を握り、押す」
韓国代表チームのコス・ヒディンク監督は12日、慶州での最後の練習を行う前に行われたインタビューで、引き分けを意図とした守備中心でゲームを行わないという点を再度強調した。
ヒディンク監督は、「韓国は常に攻撃中心のプレーを行うチームだった」として「1、2回の逆襲ではだめだ」と付け加えた。
次はヒディンク監督のインタビュー。

−ポルトガルとの試合では守備を強化するか。
▲ポルトガルの力ある攻撃を止めるためには、当然守備を強化しなくてはならない。ポルトガルは素晴らしいストライカーが多いが、彼等を阻止しながら攻撃の主導権を握らなくてはならない。しかし守備中心のプレーはしない。ただ、1ー2回、逆襲するというのではだめだ。韓国は常に攻撃中心でプレーして来たチームだ。

−守備手にベテランが多いが(年齢的に)問題はないか。
▲年令が高いのが何の関係があるのか。私は年令が高ければ体力が落ちるということに同意できない。我が守備手たちはこれまでよくやってきた。アメリカ戦で多少集中力をなくしたのは事実だが、年令とは関係ない。

−負傷中のイヨンピョとパクチソンは手出場が可能か。
▲イヨンピョはとても早い回復を見せ、練習もよくやってきた。ゲームを行える。
パクチソンの出場の関してはもう少し疑問が残る。明日午後の練習を見守り、最後の瞬間に出場するかどうかが決定するかもしれない。

−アメリカとの試合を引き分けた後雰囲気が多少沈滞したようだが。
▲選手達が心理的に畏縮しているのは時間が立てば解決する。選手達が畏縮しているというのは一方ではいい徴候でもある。すなわち、アメリカと引き分けたことに対して満足できなかったということだ。自分達の能力がどの程度かということを知り、何がだめだったのかを知っているということだ。

−日本は16強進出の可能性が高い状態だ。日本に対してライバル意識を持っているか。
▲私は日本を意識しない。日本が属しているグループのチームを見ると、日本は容易いグループに属している。しかし韓国は水準高いチーム達とともにゲームをしている。

 

<スポーツソウル-6/8>
ファンソンホン−ユサンチョル−イヨンピョ「復活の羽繕い」

4日のポーランド戦で、腰と左ひざ打撲傷を負ったファンソンホン(34)と、ユサンチョル(31・以上柏)、そして今月1日、左ふくらはぎ筋肉破裂でポーランド戦を欠場したイヨンピョ(安養LG)が7日午後、負傷以降初めて試験稼動し復活の準備を始めた。
右脇腹負傷のチェヨンスもこの日午前から、完全正常稼動を始めたことで、負傷者リストに残った彼等3名は、他の選手が休息をとり、リハビリ計画もマスコミに公表されなかったこの日午後、レイモンド・ベルハイエンフィジカルトレーナー、チェジュヨン物理治療師とともに慶州市民運動場で静かに現れ1時間程度、試験稼動及びリハビリ訓練を実施し、アメリカ戦出場の可能性を見せている。
代表チーム関係者は、「負傷回復と練習での衝撃程度を点検する為、100m全力疾走、ジョギング、ウォーキングなどを実施した」「8日午前中、状況を見ながら、この日から練習に参加させるかどうかが決定する」と、練習内容を説明した。
大韓サッカー協会、チョジュンヨン専務は、更に、「報告によると、ファンソンホンの場合、アメリカ戦(10日)に少なくても半ゲーム程度は問題ないだろうことがわかっている」と肯定的な見通しをつけた。
彼等3名がアメリカ戦を3日後に控えた時点で、たとえ試験的とはいうものの練習を再開したという事実は、8日に練習、遅くても9日の練習から正常稼動の可能性が高まったといえるだろう。
更にはアメリカ戦出戦に支障がないだろうというユサンチョルの他に、ファンソンホンも最低半ゲーム程度はプレーできるといった可能性が見え始めたのもいい徴候だ。ただイヨンピョの場合、負傷による空白期間が相当で、アメリカ戦に必ずしも無理に出場させないという代表チームの雰囲気だ。
一方、先月26日、フランス戦で、デザイとぶつかり怪我をしたチェヨンスは、先月、ピム・ベイベックコーチとともにリハビリとシュート練習を消化し、正常稼動を予告、この日午前練習を全て消化し正常出撃態勢をとっている。

<スポーツソウル-6/3>
[韓国ーポーランド観戦ポイント]スピードか、高さか。

ワールドカップ本大会初出場と、16強進出のためヒディンク号が東ヨーロッパの強豪、ポーランドと対戦、釜山アシアードメインスタジアムで勝利の声を揚げる事ができるのか。グループD開幕戦となる韓国-ポーランド戦の観戦ポイントを紐解いてみる。

■韓国のスピードか、ポーランドの高さか?
韓国は攻撃陣のスピードの速さを活用した側面突破が売り。コス・ヒディンク監督は韓国サッカーの強みを活かす為勝負のポイントを、「テンポ」に合わせた。
ポーランドが息をつくひまを与えないぐらいぴったりと付きチャンスを作るという構想だ。韓国のスピードを意識したポーランドは中央守備手、トマシュ・ハイとをサイドバックに回し備える。
ポーランドは高さとスピードを兼備するヤツェク・ボンクに中央守備を任せ、ハイトを右側面守備と共に活発な攻撃支援という新しい任務を付け加える。
ポーランドの頼りは制空権。グループD4か国中、平均身長が183.7cmと最も高い。コーナーキックからのセットプレーに強い自信を見せている。制空権を掌握して、長いセンタリングで一度でゴール前を脅かすプレーも集中的に練磨した。
ポーランドの高さに対応し、ヒディンク監督は、イミンソンの替わりにチェジンチョルのカードを選択した。187cmと韓国選手の中で最長身のチェジンチョルを投入して高さの不均衡を解消するという考え。これとともに、ゴールキーパー、キムビョンジにゴールエリアに飛んでくるセンタリングやセットプレー時のボール処理に対する早い判断を強調した。

■初ゴールが明暗を分ける!
韓国とポーランドはどちらも先制ゴールが非常に重要だ。先制ゴールの重要性は開幕以来全ての試合で確認された。最初にゴールを入れたチームは負けていない。熱狂的なホームファンの声援を背中に背負い戦う韓国は、最初にゴールを入れた場合、ポーランドは慌てるしかない。反対の場合も同様だ。追われるよりも追う方がはるかに焦るのが普通だ。特に同点ゴールを早く入れられない場合、心理的な焦りで挽回はそれだけ難しくなる。開幕戦でフランスが後半に入って右往左往しながら結局追いつけなかったという例もある。

■初戦ジンクスを破るか。
韓国は固執的に初戦で常に苦戦してきた。ヒディンク号も例外でなく、昨年5月、第3回大陸間カップと、今年1月、第6回北中米ゴールドカップで全て初戦を落とした。最初のボタンを掛け違えると回復が難しくなる。昨年、大陸間カップでフランスに惨敗した後、メキシコと豪州を連破したが、結局予選脱約した。
98フランスワールドカップの時も、メキシコとの初戦でハソクチュの先制ゴールにもかかわらず、3−1で負け、大きな打撃を負い、オランダとの2回戦では5−0と惨敗した。韓国が万一今回も初戦ジンクスに足元を取られたら、ホームアドバンテージも無用のものとなりえる。

■イヨンピョの空席は?
左ふくらはぎ筋肉を怪我して欠場するイヨンピョの空白を、誰が、どうやって埋めるかも韓国にとっての宿題だ。
活動エリアが広く守備加担が卓越するイヨンピョは、ヒディンク号で中枢的役割を担ってきた。プレスを強調するヒディンク監督の好みにぴったりあう選手だった。一旦イヨンピョの代替カードとしてはイウルヨンが有力だ。約款の起伏があるのが傷だが、誠実なプレーで無難な活躍を見せてきたことで善戦が期待される。

■3競技連続ゴールに挑戦するパクチソン
右フォワードで出場するパクチソンの活躍も見所。先月「サッカー本家」イングランドと「アートサッカー」フランスを相手に連続ゴールを決め、急成長を見せている。
守備型ミッドフィルダーが本業だが、最近の自信とキラー本能を活かし前進配置される。ポーランド戦でゴールを入れたとしたらAマッチ3試合連続ゴールになる。慶州キャンプ到着以降行われた練習でも、快調のコンディションを立証し、ポーランド戦の展望を明るくしている。
左のソルギヒョンと一緒に相対的に隙のあるポーランドの側面守備を最大限かき回さなくてはならない。もちろん、側面に入り込み直接ゴールを狙うのは基本だ。

■ポーランドの秘密トレーニングの効果は?
ポーランドは今月1日から2日間、午前、午後の練習を全て非公開で行った。
取材陣の接近を封鎖したの後、韓国のスリートップ攻撃戦術に備えてフォーバックの守備組織を固める一方、守備と中盤から一度で前方にボールを投入するスルーパス練習に集中した。
ポーランドは23日に韓国に入国した後すぐ、午後の練習を非公開で行ってきた。反面、ヒディンク号は慶州到着以降、先月31日午後の一回だけ非公開練習を実施した。戦術露出を最小化するため幾重にもテントを張ったポーランドの実体は果たしてどんなものか気にかかる。

<スポーツソウル-6/2>
開幕戦空席、販売代行社管理ずさん

2002韓・日ワールドカップが序盤から熱く熱している。
開幕戦でセネガルが前大会チャンピオンのフランスを下したかと思えば、日本競技初日、ドイツがゴールの雨を降らしアジアで初めて開かれたワールドカップに対する関心を高めさせた。
反面、韓国と日本でスタンドに空席が目に付いた。初めて二つの国が共同開催する2002ワールドカップは、韓国と日本両国に成功した大会として残るだろうか。開幕2日目まで表れた特徴を通じて可能性を探ってみる。

■好材料
韓国では異変を、日本ではゴールの嵐でサッカーファンの目と耳をワールドカップに釘つけた。
フランス-セネガル戦と、ドイツ-サウジアラビア戦は、片方の一方的な優勢が予想され興味を引き付けるのが難しいカードだった。ところが思ってもみなかった結果が出て、残りの日程に大きな期待が持たれる。
セネガルの勝利は戦力的に弱いと評価されたチームたちに自信を持たせた。派手ではないがう内に秘めた戦力を持つチームが少なくなく、また違った異変が続く可能性が十分だ。その上、日本では「死のF組」という興行カードが準備されている。

■空席はなぜ?
数多くのサッカーファンがチケットをTVの前に座った5月31日。
しかし、いざ開幕戦が開かれたソウルワールドカップスタジアムには3500席余りが空席で残った。
1日、日本で初戦が行われた新潟スタジアムも4万2300席のうち3万3700名だけが入場し、8000席が空いた。
入場券が完売せず残っていたのは、販売代行者のバイロン社の座席管理に問題があったため。海外販売分のうち、ずさんなデータ管理で販売自体が行われなかったり、コンピュータのトラブルで購買者に渡らなかったという分析だ。韓国ワールドカップ組織委員会(KOWOC)関係者は、「数十席、数百席が一度に空いたのは、チケットを買いながら来なかったのでなく、ほとんど売らなかったか、渡らなかったための可能性が高い」「1日の蔚山での試合でも重複座席が発生するなど、問題が浮上した」と明らかにした。KOWOCは、開幕戦当日、国際連盟(FIFA)から、渡された2000枚余りのチケットを当日販売しようとしたが、、値下がりした闇チケットより高く、重複座席が多数発生もしたりで、問題を抱えることになった。
入場券収入に問題が生じ、KOWOCはFIFAとバイロン社に陳情調査を要求している状態。収入損失分に対する賠償訴訟も検討している。問題点を早く解決しなかったら残った試合でも入場券による被害が生じる可能性がある。

■記録更新の予感
ドイツは初戦で、1934年ワールドカップに出場した以降最も多い8ゴールを記録した。
82スペイン大会でハンガリーがエルサルバドルを10−1で大破した以降、最多ゴール。大会初のハットトリックも思っていたより早く、全く予想していなかった選手により記録された。
力の差があったとはいえ記録量産に対する期待が膨らむ。
大会2日目まで、4試合で平均3.5ゴール。話題の新公認球フィバノヴァはフリーキックの成功率を高めるなどゴール増加に少なくない影響を与えているとみられる。98フランス大会の平均2.67ゴールを超えるのはもちろん、62チリ大会以降、2ゴール台だったゲーム平均得点が3ゴール台に伸びることもありえるかもしれない。

■ヘディングが多い。
初4競技で記録された14ゴールのうち、6ゴールがヘディングによるものだった。もちろん、平均身長が184.8cmと参加国の内最も大きいドイツが5個を記録したが、相当高い比率だ。
98フランス大会グループリーグでヘディングゴールの比率は10.3%。いままで表れた各チームの攻撃スタイルで見る場合、ヘディングゴールは今大会の特徴のうちのひとつになる可能性があり、ファン達は、「高空サッカー」を楽しめるだろう。

<スポーツソウル-5/25>
フランス「ノーコメント」入国・・・キャンプ突入

ワールドカップ2連覇を狙うフランス選手団が25日午後2時40分、鹿児島発大韓航空786便を利用、仁川航空に入国した。
フランス選手団は、ベルベク副団長を筆頭に、ロジェ・ルメール監督、ゲームメーカー、ジネディーヌ・ジダン(レアルマドリッド)、ストライカー、ティエリ・アンリ(アーセナル)、ダビド・トレセゲら選手23名と、技術、装備要員、選任コック、国営TV TF-1放送スタッフら21名が同行、総44名で構成された。
ルメール監督は、しかし入国後、ワールドカップ組織委員会関係者を通じてマスコミとインタビューは一切辞退するという意思を明らかにしたのに続き、執拗に「一言」を要請する取材陣に一言も応えないという冷ややかさも見せた。
ジダンは子供の出産に祝辞を述べると、「ありがとう」と一言答え、税関内でボランティアなどからサインを頼まれ10数名にサインをしたが、サインを希望する人々が列を作ると、手を振りいらついた表情を浮かべた。
トレセゲも英語で質問をすると、とても面倒くさそうに、「ノーイングリッシュ」と短く答えたのちは、全く相手にもしなかった。
スポーツウェアの替わりにスーツで入国し、取材陣に当惑していたルメール監督はまた、乗ってきた飛行機にうっかりして本を忘れてきたので取って来てくれと要請するというシーンもあった。
彼らは簡単に入国審査と税関検査を終え、荷物を受け取った後、約30分後の午後3時10分、警察の堅い警護を受けて空港を出発した。
警察警備は、前回、アメリカ選手団の入国時よりは緩和されたが、万一の事態に備え、空港旅客ターミナル東側に装甲車を待機させ、通常より1つ中隊が多い4中隊480名と、空港警備スタッフ60名など、総540名を空港の外に配置、ものものしい警備体制をひいた。
また、空港でアメリカ選手団上下車の周辺を統制し、ウォーカーヒルホテルまで巡回車をはじめとした身辺保護隊、武装警察特攻隊員などを同乗させ警護をおこなった。

入国ゲートの周辺はジダンやアンリなど、スタープレーヤーを応援する市民サポーターズ60名あまりと、学生、一般市民など100名あまりが出て、「フランス・ファイティング」を叫び歓迎し、100名あまりの取材陣はもみ合った。

選手団は、続いてワールドカップ韓国組織委員会(KOWOC)側が用意したバスでホテルに移動、ティータイムと休息をとった後すぐに練習に突入した。
ホテル側はベルベク副団長の首に花をかけ、選手達を拍手で歓迎した。

選手達はホテルから車で20分ほどのクリ市安養LGチャンピオンズ球場に用意された練習場に出て、ストレッチとランニングなどで簡単に身体をほぐし、約1時間30分間練習を行った。

この日の練習では特に26日午後6時、水原ワールドカップスタジアムで行う韓国と最後のテストマッチに備え、右ひざの調子がわるいストライカー、アンリの状態を点検し、基本的な戦術練習をおこなったことがわかった。練習は非公式で行われた。
フランス選手達は26日には午前の練習をせず午後2時、まっすぐ水原ワールドカップスタジアムに向かい、テストマッチに臨む予定だ。

<スポーツソウル-5/17>
ヒディンク監督「守備不安だったが大体満足」

韓国サッカー代表のコス・ヒディンク監督(56)は、16日、スコットランドとの評価戦で4−1で勝利した後に行われたインタビューで、「いい練習競技だった。」「守備不安など不満な点もあったが、今日の試合に対して大体満足だ」と明るい笑みを浮かべた。
ヒディンク監督は、「サッカーでは完璧はないが、完璧に近ずくようにする」として、「ミスを減らしゴール決定力を補強すれば代表チームがワールドカップでいい成績を収めることが出来、更にはアジアのトップに立つことができるだろう」と語った。

-中央守備、ホンミョンボと守備型ミッドフィルダー、イヨンピョをスィッチして変化を与えたが。
ホンミョンボをミッドフィールドまで出させて相手をかく乱し当惑させる作戦だった。練習を通じて、攻撃時に相手にボールを奪われた時どうやって対処しなくてはならないかを考えるように絶えず注文していたので、ホンミョンボの攻撃加担が可能だった。
ただホンミョンボがミッドフィールドの一線まで進出した時、イヨンピョにこれをカバーするように頼んだ。全体的に監督の指示をよく理解した選手達のプレーに満足であり、まらこのような過程を通じ選手の個人技術が発展できると思う。

-アンジョンファンをトップのストライカーに交代投入させたが、特別な意図があったか。
アンジョンファンは代表チームから長い間離脱していた為、戦術・体力的な弱点を露出している。
今日のアンジョンファンを最前方ストライカーで出したのは、彼の役割を実験する為だ。
ミッドフィルダーでプレーする時は私が要求した多くのことをろくに消化できなかったが、ゴール前では鋭いシュートでゴールに繋げ満足だ。彼の実験は効果的だった。

-前半より後半の攻撃がより効果的だったが。
前半には試合をリードしたが、効率的ではなかった。
前半最後の方では脅威力が落ち、相手守備手が立て直して、相手に息抜きをさせる時間を与えさえもした。ハーフタイムにこれを指摘し批判して、後半に何人かの選手を交代投入し変化を与えたのが的中し効果的な試合が展開できた。

-後半にアンジョンファンとユンジョンファンを同時に投入したが、強豪チームと対戦する時にも同時に起用する考えか。
試合でベスト11と同じ実力を持った選手を後半に交替投入し効果を図る場合が多い。車両のギアチェンジと同じに、後半に彼らを適切に投入したら戦力の上昇効果を期待できる。オランダのファン・ホーイドンクのような選手のことだ。これまでアンジョンファンはヨーロッパリーグでろくにプレーできず、ユンジョンファンは、日本のJ2で活躍をすることで技量は優れていても体力、戦術的な面で、世界最上級水準に比べ多少劣るというのは事実だ。しかし彼らが最近代表チームに合流し積極的に練習に参加し肯定的な姿を見せてくれている。

[スコットランド監督]
▲Berti Vogtsスコットランド監督
韓国の勝利を祝う。韓国は優れたプレーを行いスピードと競り合いに強かった。94年アメリカワールドカップの時より一層発展した。韓国はミッドフィールドのプレスとスピードに優れ今回のワールドカップでいい成績を収めることを期待する。相手ミッドフィルダーを逃して守備ができなかったのが敗因だ。韓国はまた、個人技が卓越していた。しかし韓国のワールドカップの相手であるポーランドは私達とはスタイルが違う。リベロを置いておりゲーム方式も違う。

<スポーツソウル-5/14>
[2002ニュース]開幕式前日の行事確定

○ワールドカップ入場券に対する訪問販売が15日から開催都市別に設置された入場券交付センター(VTPC)で行われる。
15日以降は既存のインターネット(www.fifatickets.com)販売以外にもVTPCに直接訪問、申請書を提出し代金を決済した後、入場券の交付を受けることができる。
VTPCは15日から競技前日まで毎日午前9時から午後7時まで運営される。

○2002ワールドカップ開幕式前日の行事計画が確定した。
昼12時から午後6時までは蚕室地区で、「世界民族ひとつの広場」を課題に、韓国と日本の伝統舞踊と民族ノリ(伝統の遊び)、海外11カ国の公演団の公演が行われる。
慶祝前夜祭が開催されるサンアム地区では、映像パフォーマンス「飛翔」と、創作舞踊、パフォーマンスに続きチョ・スミなどが出演するクラッシックコンサートが進行される。
チョ・ヨンピルをはじめとした韓・中・日代表歌手と、大陸別人気歌手の公演と、パク・ジョンヒョン、ブラウンアイズ、ケミストリー、スウェルなどワールドカップのローカル歌手も出演する。
午後9時30分からはファッションパレードとともに2002名の大型合唱団の公演で開幕前夜を飾る。

<スポーツソウル-5/13>
ファンソンホンーホンミョンボ、インタビュー、「4度目の挑戦。失敗はない」

「本大会まで残りの時間、選手達がひとつになることが最も重要だ」(ファンソンホン)「今回の代表チーム選手たちはこれまでの3度のワールドカップ代表チームより16強進出に対し、一段と強い自信をみせている」(ホンミョンボ)
90年イタリアワールドカップから数えて4度目のワールドカップ代表チーム選抜のファンソンホン(34・柏)とホンミョンボ(33・浦項)は13日、済州、ソグィポのホテルで行われた選手団インタビューで、これまでの3度の失敗を繰り返しはしないというがっちりした決意を表わした。

過去10年余り、代表チーム攻守の核として活躍、韓国サッカーの代名詞とまでいわれるファンソンホンとホンミョンボは、事実上、選手人生の最後のワールドカップとなる今大会でそれぞれが後悔ない一戦を繰り広げることを打診した。

代表チーム内最古参の攻撃手、ファンソンホンは体力的な憂慮に対し、「年齢が高いことは確かだが、90分は十分に消化できる」「強度高いフィジカルトレーニングを通じ回復時間が相当短縮するなど、体力がとても補強され自信がある」と語った。
憂慮されていた肩の怪我がほとんど完治したという彼は、「最前方ワントップとトップ下ストライカー、サイド攻撃手などを一通りやってみたが、サイドからプレーする時が最もよい」「体力的にサイドプレーが苦しいが活動半径が広く、多様なプレーができるという点で魅力を感じる」と語った。
休息時間に読書を通じて心を落ち着かせているというファンソンホンは、「残った期間選手たちの融和を固める一方、連続したプレーを仕上げることが最も重要な課題」としながら、「個人的に負傷防止にかなりの神経をつかっている」と付け加えた。
また、ホンミョンボは、今年3月、ヨーロッパキャンプに合流する前まで負傷で長い間代表チームから外れていた時に、「ヒディンク体制の不適応者」に挙げられていたのに対して、「負傷のために自分の力を発揮できなかった時にあれこれ評価を受けなくてはならなくて口惜しかった」という旨をそれとなく暗示した。
ホンミョンボは「日本プロリーグでプレーしながらヒディンク監督が追求する「一字」守備方式に適応した為に代表チームに復帰しても何の問題もなかった」「ヒディンク監督が守備型ミッドフィルダーの位置より上に上がるなと注文するように、しっかり守る安定したプレーで守備陣を引っ張る」と語った。

同時にホンミョンボは、残った期間「個人的には負傷に気をつけることが最も大きな課題で、守備ライン全体としては、有機的なカバープレーができるように繰り返し練習するのが重要な課題」と付け加えた。

一方、ホンミョンボは16強進出を通じて、個人的に受け取りたいプレゼントがあるかという問いに、「16強進出時に兵役恵沢を受ける支援策が実現して、後輩達が大きなプレゼントを受け取れれば嬉しい」とキャプテンらしい面を見せた。

<スポーツソウル-5/12>
城南、アディダスカップ10年ぶりに奪還

城南一和が全盛期代を開いた。
城南は12日、城南総合運動場で行われた2002年アディダス組別リーグカップ決勝2回戦で、前半33分、蔚山現代のキムヒョンソクにフリーキックで先制ゴールを奪われたものの、後半12分、シンテヨンのフリーキックをキムサンシクがヘディング同点ゴールを命中させ、1−1で引き分け、1回戦3-1勝利を含み1勝1引き分けで優勝カップを手にした。
これで城南は昨年の正規リーグ優勝と、今年3月スーパーカップ制覇に続き、優勝賞金5000万ウォンがかかったアディダスカップまで制覇し、プロサッカー大会3大会連続優勝を果たした。
92年元年チャンピオンだった城南は、10年ぶりに再びカップ大会優勝をなし、2002年ワールドカップ後に始まる正規リーグ2年連続制覇の足場を準備した。
4年ぶりにこの大会の頂上を狙った蔚山は、後半、急激な体力低下で1回戦の2ゴール差を縮められないまま準優勝、賞金3000万ウォンを手にした。
城南のユーゴ傭兵、シャシャは、10ゴールで得点王に輝き賞金500万ウォンを受け取った。
シャシャはアシストランキングでも安養のアンドレの4個と同率で並んだが、出場ゲーム数が少ない選手に有利なルールの為、この日、観衆席で観戦したアンドレにアシスト王(賞金300万ウォン)は譲歩した。
城南は後半12分、シンテヨンの右足フリーキックをキムサンシクがゴール前左に走りこみ、ジャンプしヘディングシュート、蔚山の優勝を阻んだ。蔚山のキムヒョンソクは、フリーキックチャンスで、GKキムヘウンが全く反応できない右足スピンキックでゴール右を貫通する先制砲を命中させ、自分のプロ通算最多ゴール記録107ゴール(326ゲーム出場)に伸ばした。

<スポーツソウル-5/11>
D-20、ソギポ「残ったのは細部戦術と精神力」

ワールドカップ本大会まで20日を残した韓国代表チームは、本大会準備の最後の段階である、細部戦術と精神力を固めることに本格的に突入した。

コス・ヒディンク監督が10日、選手達の体力が着たい水準に到達したことで、12日の練習を最後に今後は厳しい体力強化練習をしないと明らかにしたことで、代表チームの最終段階は本大会の相手を乗り越えるための「戦術トレーニング」と、選手達の精神力を固める作業となる。

ヒディンク監督は、関心の対象である「相手別シュミレーション型トレーニング」を実施、時期を尋ねると、「すでに毎回練習時に実施するシュミレーションゲームでで、一方のチームを本大会相手と仮定して練習してきた」と明らかにし、すでに精密な作業に入ったことを示唆した。

今後、代表チームは、4−4−2フォーメーションを基本にして守備から攻撃に一度で繋がる長いパスが特徴のスコットランドを相手にしながら、似通ったスタイルのポーランドの攻撃戦術を稼動する一方、数回の非公開練習を通じて、相手3チームの虚点の攻略方法を一層具体化した。

同時にヒディンク監督がポイントを置くことを明らかにした部分は、本大会に対する負担が加重する時点で選手達に興奮せず大胆な姿勢でゲームに臨める精神力を育てる作業。
このような精神力固めは、すなわち、「つまらないミス」(unforced error)を少なくする作業でもある。
ヒディンク監督は、個人技量と体力が伸びても、過度に興奮したり集中力が落ちることで、つまらないバックパスやボール処理のミスなどがゲームの流れを完全に変えてしまうこともあるため、今後の練習過程でこれを最大限に減らすという腹案だ。

ヒディンク監督は「選手が技術や体力面では期待値に到達しているだけ、ミスを減らすことがなによりも重要だ」「最近、各選手個人個人に、「犯してはならないミス」をグラフィックを利用して細かく指摘している」と述べた。

<スポーツソウル-5/10>
守備手、シムジェウォン、代表チームソグィポキャンプ合流

ドイツ2部リーグでプレーしている守備手、シムジェウォン(25・フランクフルト)がヒディンク号の予備メンバーとして電撃合流した。
ヒディンク監督は10日、「シムジェウォンが代表チーム復帰する」「選手達の負傷、コンディション低下など、万一の場合に備え、コーチを通じてシムジェウォンに合流要請を伝えた」と明らかにした。
あわせて、「彼が私達の意思を喜んで承諾し、可能な限り早く代表チームに合流する」と付け加えた。
これでシムジェウォンは、今年2月北中米キャンプ途中に実施したウルグアイとの評価戦で、少しの間代表チームに復帰して以来、3ヶ月ぶりにヒディンク号に再乗船することになった。
しかしヒディンク監督は、シムジェウォンの合流が即ワールドカップメンバー23名に変化があるということではないと強調した。
「(シムジェウォンが合流するといって)ワールドカップ23名に入るということではない」と述べた。

ヒディンク監督は、シムジェウォンを練習メンバーとして継続して起用しながら、ワールドカップ本大会を控え、発生するかもしれない選手の負傷に備え予備メンバーとして活用しようという布告にとられる。
ここに守備手イミンソンが長い間の負傷から脱出できず最近右ももを怪我して守備の空白が予想させることも、シムジェウォンの代表チーム合流を決定したと分析される。
ドイツ2部リーグとはいえ守備手としてはじめてヨーロッパリーグに進出し、韓国サッカー史に新しい扉を開いたシムジェウォンは、今回のチェジュキャンプを控え発表したワールドカップエントリー23名に含まれず、多くのサッカーファンを残念がらせた。
シムジェウォンはヒディンク軍団出帆以来、代表チーム間の試合に7回出場し、これまでAマッチ21試合に出場し2ゴールを記録中だ。
今月6日(韓国時間)2001-2002シーズンドイツ2部リーグ最終ゲームに出場後、現地で種族チームの最終練習に参加してきた。

<スポーツソウル-5/9>
ホジン・マスコミ担当官「間にはさまれて辛いです」

外国人司令官と国内支援スタッフの「科学的な結合」。
大多数の一般サッカーファンなら彼らの相性が気になるだろう。
このような世間の好奇心に対して、ホジン・マスコミ担当官が8日午後異例的に正確に説明した。
ホ・マスコミ担当官はヒディンク号の対マスコミ広報戦力の責任を執っている人物。
この日午前、ヒディンク監督が突然午後の練習を非公開に変えた経緯を取材陣に伝える過程で、不適切な言行で雑音を誘発させた。

話の核心は、「(ヒディンク監督のために)私達も苦しく、辛い」という内容だった。
自分を含めた国内支援スタッフ大部分が韓国の情緒をよく理解できないヒディンク監督により極度のストレスを受けているという主張だった。
「みんな全てを公開することは出来ないが、苦痛な時が多いです。今日のことだけをとっても、一度考えてみてください。(ヒディンク監督が)こうやって気まぐれを起こすと、私達は2倍駆け回らなくてはなりません。キムデオプ主務の場合、非公開練習が行われる球場の警備問題で警察署に行き来することで多少頭に来ているでしょう。」
彼はまたこんな言葉も付け加えた。
「(ヒディンク監督の態度を)変えようとしたら、かなり前に変えるべきでした。もう遅いです。ワールドカップ開幕が目前なのに。ただ我慢しなくてはなりません・」

全国民の宿願である16強進出が決まれば、全ての問題がうやむやにされる可能性が高い。
しかし予選で脱落したら?責任転化とお互いに対する非難が乱舞する最悪の状況展開も完全に排除できないようだ。

<スポーツソウル-5/9>
[チャンウォンジェのサッカー]水位を超えたネット上の言葉の暴力

先月31日ヒディンク監督が2002年ワールドカップ最終エントリー23名のメンバーを発表し、同時にヒディンク監督の人選に意見を開陳する文章がインターネットに流れた。
激励と支持、そして暖かな声援を送るメッセージが大多数だったが、特定選手の選抜と脱落に対して、激しい言葉を使い非難に一貫したメッセージも少なくなかった。
いつかこの欄を通じても強調したことがあったが、フーリガンはサッカーファンではない。
自分の欲求、不満をサッカーという手段を通じて暴力的、破壊的に発散するという点で彼らはサッカー界において非常に癌な存在であるということができる。
フリーガンを無視したらいいのではないかと話す人もいるが、それはそれほど簡単ではない。問題はフリーガンが実質的な物理力を保有しており、人名殺傷を含んだ被害が絶え間なく増加しているという事実だ。彼らをどうやって防ぐかにワールドカップ安全対策の成敗がかかっているといっても過言ではない。

そうだったら韓国サッカーに癌的なまた違った暴力集団があるいうことではないか。
皆が全部そうではないだろうが、一部ネッティズンの過度な行動は既に危険水位を超えた。
彼らはオンライン上で特定選手に対してとうてい口に出来ない暴言を浴びせたり、誰を起用しろ、誰を外せ、酷いものは、誰を殺してやるという殺害脅迫まで躊躇しない。メッセージの内容や文脈を見ると、生涯一度もサッカー場に行ったこともない自称サッカー専門家が代表チーム監督やコーチングスタッフの意見よりもっと優れていると確信しているのをみると、ため息を禁じえない。
非専門家の意見だと無視すればいいのではないかと反問する人もいるのだが、問題は否定的な意見を激しい意思をこめて吐きつける荒いメッセージが選手達にそのまま伝わるという事実だ。
インターネットで自分に対する人身攻撃のメッセージを読んでのショックを吐露した選手はひとりふたりではない。このような自覚のないネッティズンたちは自分達の行動が韓国代表チーム、更には、世界サッカーの未来にどれだけ悪影響を及ぼしているか知るべきだ。

<スポーツソウル-5/8>
[スター]「ゴール爆風主役」城南 キムデイ

「監督の期待にプレッシャーが大きかったが、ゴールを容易く決めてゲームの展開がよかった」

「ユーゴ特急」シャシャと黄金のコンビを組み、アディダスカップ決勝1回戦勝利の立役者、「風の子」キムデイ(28)は2ゴールを決めた後、明るい笑顔を隠さなかった。

負傷の陰から抜け出し今大会で既に8ゴールを記録、全盛期を謳歌しているゴールゲッター。
特に4強戦以降、絶好調でベンチの絶対の信頼を受けている。
今月5日、安養との準決勝戦で1ゴール2アシストでチームの3ゴールを1人で作り出し3-1の勝利を導いたのに続き、決勝1回戦でも2ゴールを爆発させ3-1勝利を決定付けた。
昨年まで2年間7ゴールを記録したのに終わったが、今年は初大会でのみ8ゴールを記録、シャシャの10ゴールに2ゴール差と近づいた。

 

 

<スポーツソウル-5/2>
ポジションレギュラー競争「ユサンチョル地雷」を避けろ

「八方美人」ユサンチョル(31・柏レイソル)がワールドカップレギュラー競争の「雷管」として登場した。
ワールドカップ本大会舞台を踏む23名の、「玉石選び」は終わった。
これからはラクダが針の穴を通ることより厳しいというベスト11を選ぶ第2関門が待っているだけだ。
目に見えない熾烈な競争の花火が、2日、ワールドカップサッカー代表チームの済州キャンプ突入とともに、今一度力一杯打ちあがる中で、ユサンチョルに対する選手達の視線に緊張感が漂っている。
ユサンチョルは、ヒディンク監督が好むマルチプレーヤーの水準を超え、GK以外の全てのポジションを消化できる万能選手。
従って、ユサンチョルのポジションによって他の選手達の回避が行き交うしかない。
ヒディンク監督も、1日、済州ソグィポキャンプを控え、記者会見で、「多機能カードのユサンチョルを、相手とゲームの流れによって変わる多様な戦術駆使の中心軸とする。」と明らかにした。
ユサンチョルは、ヒディンク軍団合流以降、ミッドフィルダーを始めとして守備手と攻撃手を全て消化した。従って彼の役目によって代表チームポジションの連鎖移動は不可避だ。
特にミッドフィルダーの調合は、ユサンチョルのポジションにより下絵が変わるのは当然である。ユサンチョルがプレーメーカーを兼ねシャドーストライカーの座に入れば、アンジョンファンとユンジョンファンが立つ場が狭くなる。サイド攻撃手を消化できるアンジョンファンは、それでも一息つけるが、ユンジョンファンはそれこそ孤立無援だ。
ユサンチョルに押し出されたアンジョンファンが、右サイド攻撃手で補職を変えれば、攻撃ラインの、「ドミノ現象」も不可避だ。
チャドゥリ、ソルギヒョン、チェテウクらが集中している右サイド攻撃ラインに「悲鳴(?)」が上がるのは目に見えている。
中央守備型ミッドフィルダーも安心できないポジション。「古顔」キムナムイルと並んで立つパートナーにユサンチョルが選ばれれば、既存のイヨンピョがはみ出て、入るすきはほとんどない。左ウィングバックを消化できるとはいえ、そのポジションにはレギュラーを予約したイウルヨンが踏ん張っている為だ。
ユサンチョルは98フランスワールドカップグループリーグ3試合でも全て違うポジションを消化した異色の経歴がある。メキシコ戦ではストッパー、オランダ戦では左ウィングバック、ベルギー戦では左ウィングバックで出場し後半では攻撃型ミッドフィルダーに変身、ゴールを入れさえした。
ユサンチョルが八方美人として株価を上げているが、他の選手たちはそれだけさらに熾烈化した主戦競争に心を焦がしている。

<スポーツソウル-5/1>
[ヒディンクインタビュー]戦術、体力、集中補強

「済州島では戦術と体力トレーニングを集中的に実施する」
韓国ワールドカップ代表チーム、コス・ヒディンク監督(56)が1日午前、大韓サッカー協会会議室で記者会見を開き、ワールドカップまでの残り1ヶ月間のトレーニング計画とともに、注意深く16強達成の展望を明らかにした。
ヒディンク監督は、4月30日に発表した23名のワールドカップエントリーに対して、「韓国で行われるワールドカップで、より競争力あるメンバーを構成することが出来て満足だ」「ワールドカップ以降もサッカーは続く。今回のワールドカップのための総体的な準備が韓国サッカー発展にプラスになるだろうという点で個人的に喜びを感じる」と語った。
彼はこの席で、ゴールキーパー、ヨムドンギュン(全南)、守備手、ヨヒョジン、攻撃手、チェソングク(以上高麗大)を済州島キャンプメンバーとして発表しながら、これは若い選手たちの経験を育て、韓国サッカーの未来を図る布石だと述べた。

-もう5月だ。韓国がワールドカップ16強に進出する可能性は。
16強は、私やチーム、国民が皆、切に願っている。16強の可能性を100%以上に引き上げるのが私たちの目標だ。私がその可能性を高めることに寄与することになり嬉しい。チームは徐々に安定してきている。はじめの頃よりはるかによくなり、私たちとすれば16強に対する自信を育てている。しかしこれは韓国の内部的な状況だ。
外から見たら相変わらずグループリーグ1,2位に、ポルトガルとポーランドが挙げられている。外部で韓国を評価するのはこの程度だ。
しかし客観的な事実は私たちは強くなっているということであり、選手たちもまたFIFA順位が高い相手と、引き分けるか勝ち、自信を育てているという点だ。このような自信と幸運、ファン達の声援がついて来てくれたら可能だろう。

-ユンジョンファンとアンジョンファンを最終エントリーに入れ、イドングクを外した理由を説明するとしたら。
ユンジョンファンとアンジョンファンに対しては、当初、心配があった。潜在力を持つ選手たちだが、アンジョンファンはクラブチームで余りプレーできなかった。ユンジョンファンも個人技は抜きに出ているが、2部リーグに落ちたため、競争力が低下したゲームを多く行ったことに問題があった。しかし、2選手は代表チーム内で、自らシステムに合わせる為に努力する面を見せてくれた。イドングクの脱落は苦しい決定だった。攻撃手を多く選ぶことが出来ず、残念だが仕方がなかった。パジュでイドングクと直接話をし、昨日(30日)、コーチングスタッフを通じこのような話をした。しかし今後どんなこと(エントリーの中で攻撃手の負傷を意味)が起こるかわからない。

-1ヶ月間、何を準備するか。
チーム戦力がこれまででかなり安定したが、体力面で精密な調整が必要だ。
このため練習をするのに、何回かは非公開で行う計画だ。もちろん、我がチームに秘密はない。
しかしチームで必要な部分であるためマスコミに理解を求める。

-まだ未来があるコジョンスに対していいたいことがあるとしたら。
私はこの選手がとても好きだ。しかしスタープレーヤーはピッチの外ではなく、ピッチ内でその能力を披露しなくてはならない。私は使命感が不足したり、嘘のスタープレーヤーを除外する決定を下すことに躊躇しない。コジョンスに何度か「世界的なレベルに成長する為、自分自身に投資しろ」「使命感を持ってプレーしろ」「才能を浪費するな」と言って来た。しかしコジョンスは、昨年のコンフェデレーションカップでも私を満足させられず、そうしている内に負傷という不運に襲われた。もう一度言うが、コジョンスが才能を腐らせないことを願う。

 

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