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日記-2004年

 

<12/15水>
韓国に来ることが決まったときに、今はもう現場を引退された日本サッカー界の大御所からこんなアドバイスをいただいた。私の大大大恩師である。
一日に一人以上の人と新しい出会いをしなさい。

日本社会のつきあい方と、韓国でのそれには大きな違いがある。
出会ってから本当に親しくなるまで時間がかかる日本人とは違って、韓国では初対面の挨拶を交わし、相手の年齢まで聞き出したらそこでも赤の他人じゃなくなる。その日から親友のような扱いをされる。
でもそれは大きな錯覚である。

昨日も出会いがあった。
相手はしゃべりまくる。まあ、自分のPRなんだけど、その勢いがすごくって、疲れた。 エネルギーを吸い取られてしまった。
ミーティングの間中、相手は自分の話をしまくる。その割には私は必要以上の話をしないので、相手はいらいらし始めたようだ。
しまいには、「信頼関係とは」と説教される。日本式と、韓国式のやり方を比較して説明してくれるのだけど、明らかに私の持っているカードをみせろ!と催促されているのがわかる。わるいけど、それはまだできないよん。
そのくせ、2時間話して(いや話を聞いて)、別れてしばらくしてからその相手から電話が来た。何度も説明したはずの内容をもう一度繰り返すはめになる。結局、2時間のミーティングでこちらから話したことは何一つ理解していなかったってことですか。

とにもかくにも昨日はエネルギーを吸い取られてしまった。これはいけない。
ふと、自分も周囲の人に対して相手からエネルギーを奪ってしまうような関係を作り出していないかと、最近の自分を顧みる。そうかもなあ。
エネルギーを奪い奪われる関係よりも、エネルギーを与え与えられる関係を築きたい。
それには自分もエネルギーを蓄えていなくては。と、思い、3週間ぶりにジムに出かける。



<12/10金>
サッカーとは全然関係ないのだけど、韓国の原発関係のお仕事をいただいた。
こういう専門分野の仕事はとても難しいけど、一般常識も持っていない私としては新しい知識をインプットする大変いい機会でもある。
これまで経験したお仕事の中でも 面白かったのは下水道の施設。下水処理の際の水の浄化には化学薬品とかではなく微生物を使って浄水するなんて、すごくびっくりだった。
今回は、政府の偉い方にも会うというのでいろいろ下調べをした。といってもほとんど一夜漬けの知識は全く役に立たず、とっても難しかった。社会問題を抱えているといっても原発の施設そのものには用がない私の生活。それでもエネルギーという意味ではこんなに身近なものだったのね。
限りあるエネルギー資源に関する話を伺いながら、難しい難しいと冷や汗を流しながらも不謹慎に私ふと思ってしまったことがある。
これって、まるっきりSimcityじゃん。
シムシティというのは市長になって都市を造っていくシュミレーションゲームなの。都市の開発にはまずエネルギーが必要で、そのエネルギーも、予算とか公害とか燃費とかを考えながら設置をしなくてはならない。ゲームのレベルに応じて使える資源も増えていく。はじめはコストも安く公害もない風力発電、とかね。市長(?)として石炭発電にするか、ガス発電にするかなんていうのも何度も悩んだし、都市が大きくなるとソーラーエネルギーなんかも使えるようになったり、原発の誘致にも悩むことになる。市民の幸せ度も大切な要素だから。
今回見たエネルギー施設の実物が、ゲームにでてくる施設のグラフィックと全く同じだったっていうのもこのお仕事で感動したことのひとつでした。

ちなみに私はばんばん資金を使って市民の為の都市づくりタイプなので、人気はあるけど、すぐに自分のシティを破産させてしまう、無駄遣い市長なの。
最近は少しましになって、ようやく財政が黒字になるレベルに至った。(嬉しい^^)
この度 マイナーリーグチームの誘致にも成功^^
でもアメリカのゲームだからねえ、プロサッカーチームの誘致ってのはないんだろうね、やっぱり。

<11/20土>
今日は市場に出かけた。
4棟からなる巨大市場で、ありとあらゆる種類の生地、素材、アクセサリーの材料が売られている
卸市場である。
どの階も小さな業者がぎっしり詰まっていて、とても一日では全て見て回れないというディズニーランド状態なの。
今日は2度目の挑戦だった。韓国は不景気の絶頂にいるのだけど、これだけの生産素材が取引されている場面をみるとその不景気とやらが信じられない。生産は中国に流れているが、質がもとめられる素材はまだまだ中国ではだめなのだそうだ。
おしゃれな若い女性も沢山いた。彼女たちはデザイナー。自分のデザインにぴったりの生地や素材を探して歩く姿がそれはそれはかっこいい。
それに、日本人もみかけました。嬉しい。韓国製の製品の大部分は質でも価格でも中途半端で世界市場で生き残るのは難しいと思っていたけど、(もちろん世界で立派に戦っている品目や分野もあります)、まだまだ死んではいなかったのね。
でもここは本当に混沌としていて、しかもどこに何がるのかぜんぜん案内がない。
つい最近、インターネットにサイトもオープンしたが、全然だめ。お目当てのもが見つからないのだ。それも、せめて用途別に業者が固まっていてくれれば探しやすいのに、そうでもないから、一軒一軒歩いて探すしかないの。市場の中は迷路状態、一度入ったら出口を探すのも一苦労。
疲れたので、近くの釜飯屋さんでお昼をいただきました。カキやエビが沢山入った海鮮釜飯。日本の釜飯と同じで、辛くない。レトロな雰囲気ある食堂で、韓国代表の切り抜きやサインボールが飾られてこれまたいい雰囲気。赤いユニフォーム姿のサッカーのフィギュアというかミニチュアの人形が20体位並んでいるのだけど、気になる。一つ欲しい。常連になったら、ひとつぐらいくれないかなあ。

 

<11/13土>
またやってしまいました。懲りない私です。
家のパソコン。マイマック。
最近は毎朝寝ぼけ眼でベッドの上でメールのチェックが日課だった。
寝起きが悪くて目が覚めてからだらだらする生活だったので、目がぱちっ!とするまで、パソコンいじることにしていたの。

コーヒー飲みながら、ニュースつけながら、だらだらメールを読んでさて起きようとしたら、マイマックがベットから落っこちた。
前にも落っことしたけど、今度はきっと大丈夫だよん、と、相変わらず軽く考えて、起動してみると、みごとハードが飛んでいました。
少し前からDVDは見れなくなっていたし、キーボードの一部が抜けてとれちゃっていたし、肝心のハードの動きもすごく鈍くなっていたから寿命は寿命だった。

毎日毎日酷使してしたから。
愛機とはいえもうこれ以上投資もできない、と、あきらめてしまい込んだ。ご苦労様でした。
ですので、しばらく家ではパソコンができません。
でも、いつも不思議だと思うのは、「新しいの欲しいなー」なんて思ったとたんに故障するのはなんでだろう。毎日使うパソコンや携帯。

昨日も 友達と電話で新しいの欲しいよーと言っていた矢先だった。前に壊れたときもそうだった。
私は念力が使えるので(しつこすぎですか)ぴぴーっと念力が行ってしまうのだろうか。うーん。どんなものにも魂があるのだね。気をつけよう。

<11/10水>
久しぶりに、ドイツにいる姪のティファニーと電話で話をした。話といっても相手は2歳なので会話とまではいかないのだが、それでもこちらの言うことはわかっているようで、一言二言かえって来る片言もだんだんと「言葉」になってきていて驚いた。
毎晩のように日本の妹とはチャットで話をするのだけど、決まってティファの話題がでる。どちらかが電話で話をしたなんていったものなら、ずる〜い!と大変な騒ぎなの。奪い合い状態。
我が家はへんな家族で、姉妹の間で名前を呼び合って育ったのだけど、ティファニーもそうで、でも、まだ言葉にならないから、エミカはアミで、日本の妹はキキ。(ちなみに1年前に買ってあげた猿のぬいぐるみもキキなんですけど。)
電話口で「アミ〜?」なんて言われちゃうと、もう、その日一日幸せに過ごせちゃうのだから。

今年は彼女たちは夏を2ヶ月日本で過ごしたので、それにあわせて私も帰国し、アヒルのぬいぐるみを買ってあげた。
アヒルなのになぜか「かもちゃん」と名前がつけられた。
彼女のすごいところは、まだ2歳なのに、私といるときは私の買ってあげたぬいぐるみを本当に大事そうに抱えているし、妹といるときは妹から買ってもらったぬいぐるみを持っている。こんなにおちびなのに、すでに気遣いができるいいこなのである^^。
日本に2ヶ月もいたので、その間にずいぶんおしゃべりができるようになった。ドイツに帰ってしばらくすると、その日本語もすこ〜し巻き舌になって外国語なまりが入るようになる。
とにかく日々の成長の早さには本当にびっくり。
そのティファちゃんに、この間ヨーロッパに行ったときに某プロサッカーチームのマークがでかでかと入ったおしゃぶりを買って送ってあげたの。

そうよ、そのおしゃぶりだったら、ドイツの男の子たちの視線を集めること間違いなし!次は子供用のレプリカを買ってあげようと計画中。もうすこし大きくなったらいっしょに観にいきたいと今からわくわくである。2006年がほんとに楽しみです^^

<11/8月>
ようやく事務所の引っ越しがほぼ完了した。引っ越しと言っても倉庫を引き上げてもともと借りていた事務所に荷物をまとめただけなんだけど。
仕事で大問題が起こって絶体絶命って書いたけれど、結局こういう形で自分なりに始末をつけた。

自分のやってきた仕事を他の人に渡すことになってしまったの。いえ、私にもきっと非があるし全て私自身が結論を出してきたその結果なので、愚痴はいいません。
2年間、このお仕事に関わった人たちの苦労が一瞬にしてみるみる崩れてしまったのだけがすごく悔しい。申し訳ない。

友人知人は「こういう事態を予測できなかったお前が悪い」というし、つきつめれば私が悪かったのだから、自分自身の中では十分にこの事態を素直に受け入れている。
うちの妹は「しゃばを生き抜いてるって感じじゃん」とノーテンキだし、そうだね、うじうじと後悔したり、誰かを恨むなんて時間の無駄遣いはやめて、と、次のお仕事に向かって準備をはじめた。
今日は事務所の整理。一人で使うにはちょうどのかわいい小さなオフィス。
前の倉庫のときから水を運んでくれていた浄水器屋さんアジョシが新しい浄水器を持って来てくれて、「前の倉庫よりず〜っといいじゃん」と言ってくれたので、かなり気分回復。そうなの、前は工場地帯で汚いところだったけど、ここはブロックひとつはなれて、オフィスも多いエリア。なんといっても大きなビルで見栄えはいいのだ。その大きなビルの中で一番小さい部屋が私のオフィス。前はブダ氏が使っていて、ブダ氏が引っ越すというので引き継いだオフィスだった。広い倉庫を借りてからは、家賃だけ払って使っていなかった。

実はこのちいさなオフィスでいつかお金を貯めてやりたいことがあったの。韓国初のレプリカショップ。
ほら、日本でも狭いところで掘り出し物を探す、って感じのショップが多いではないですか、そういうのを夢見ていたのだ。
まあ、今はまだ無理だけれど、儲からなくてもいいの。 また違ったサッカー文化をここに根付かせたいなとずっと思っているのだ。すみません、えらそーでした。

とにもかくにも、未来の夢いっぱいのこのオフィスにまた戻って来て、心機一転です。
海外でオンナ一人で生きて行くのは思いのほか大変なのね。しみじみ。
大きなものを1つ失ってしまったことは確かだけど、でも、決して失ってはならないものは失ってないよ。
そう、私はさすらいの旅人^^なのである。自分に残された最小限のものだけを持って行こう。 持ちきれないですでに手のひらからこぼれ落ちたものに執着は禁物なのだ。

<11/6土>
長い一週間だった。
踏んだり蹴ったりで、自分のホームページのアドレスが消えてしまい、大慌て。www.emikasoccerlove.comという新しいアドレスを準備したのに、今見たら、見事復活している。お騒がせしてごめんなさい。

アドレスはそのまま今までどおりです。

今週は、いろいろあったので、水曜日に大田までサッカーを見に行って来た。
忙しいときほどやりたいことをやってしまう性格です。
大田のアウェイの長袖も買えて嬉しい。
その日は一食もとっていなかったのだけど、一緒に行ったカメラマンがお弁当をゲットしてくれて、試合前の暗いスタジアムの記者席で、照明のあてられた鮮やかな緑のグランドを眺めながらお弁当を食べた。球団の事務所に行ってコーヒーまでいれてもらった。ようやく生き返る。空腹で死にそうだったんだもん。

大田シチズンには球団からでている応援歌のCDがあって、これがかなりいい。その応援歌をバックに一緒だったカメラマンが撮った選手や観客や試合中の名場面の写真が電光掲示板に映し出されるんだけど、それが動画でみるよりずっと雰囲気があるのだ。
ちなみに大田シチズンのエンブレムと相手の蔚山現代のユニフォームはどちらもブダ氏のデザインです。
私はさすらいの旅人なので(なんじゃそりゃ)、行き帰りのバスの中ではいろいろ考え事ができた。こういう時間は必要だよね。

大田行った次の日は、ブダ氏たちサッカー仲間と、韓国一辛いというカルビチムを食べて2次会にビール。
その席には中国で事業をしていて久しぶりに韓国に戻って来たという人もいて、中国の最近の事情も聞けて楽しかった。
ブダ氏もお仕事で中国に行くかもしれないというので、私もつれてって〜とお願いした。でもブダ氏との約束は実現したことがないから。

昨日は歯の手術。痛み止めを飲んでいるので痛くはないんだけど、おたふく状態で外に出られない。一応、安静にして下さいといわれているので家で休養。こんなんなのにビール飲みたい。消毒になるかな、なんて悪魔の誘いが。だめだめ、がまんがまん。誰か、止めて〜!

 

<10/26火>
今日は大変な一日だったので気持ちを鎮めるために日記でも書きます。
絶体絶命の大ピンチの一日だったの。
まだ心臓がばくばくしているぐらい。
たとえば、長い間悩んで悩んで、恋心を打ち明けたけど、それが相手に伝わるどころか裏目に出て口も聞いてもらえなくなる、そんな状況だった。
これが恋心だったら自爆だけですむんだけど、お仕事はそうはいかない。
お金で解決できることは一番安あがりなんだと常日頃思っているが、一度崩れた信用はお金では買い戻せないんだよね。これまで築いて来たものが一気に何にもなくなっちゃうことは日常茶飯事の出来事なのだ。当たり前なんだけど、とっても怖い。
そうやってぶちあたった今日の壁なんだけど、それをなんとか乗り切れそうなのは、これまた損得抜きでこれまで培ってきたその信頼関係のおかげなのだから不思議なものである。みせかけでなく、がっちりした、ちょっとのことでがたがたしないような信頼関係を作ることを心がけようと改めて決心しました。なんか、わけわからない内容でごめんなさい。

仕事の処理に向かうため横断歩道を小走りしていると、電話がなった。こんなときに一番声を聞きたかった相手からの久しぶりの電話だった。
その電話が終わってすぐに、こんなときに2番目ぐらいに声を聞きたい親友からの電話。私は念力が使えるのである^^。
親友に「私ってさ、韓国人から見たら性格悪いかなあ」と聞いてみる。今回の件は単に私の「性格」のせいだったりして。一応いろいろな角度から反省をしてみなくっちゃね。
「うん、めちゃ悪い」。
それをきいてかえって元気が出た。う〜んやっぱりそうだったか^^。 ぐちはこぼさないよん。
こういう大失敗や大ピンチに陥る原因のひとつはよくわかってる。すぐ近くに仕事や人間関係の相談をする韓国人の仕事仲間がいないということだ。
でも気心しれた友人たちに仕事の愚痴はこぼしたくはないじゃないですか。
どんどん人間不信になっていく怖さ。結局はここは外国だから、私は外国人だから・・・そんな言い訳は絶対してはいけないんだけど。
毎度のことだが、ひとつひとつ問題を解決して行くことを楽しもう。まだ心臓がドキドキして、頭のどこかで、どうしようどうしよう、と不安だらけだけど、やれるだけのことはやったのだからさ!

と、ちょうど今、マイipodから「世界で1つだけの花」が流れて来た。最近一番元気をもらっている曲である。おお、元気がでるでる。私は念力が使えるので聴きたい曲も自由自在^^。(すみません、しつこくて。)


<10/25月>
ご無沙汰してしまいました。
無事にヨーロッパから帰国し、短い滞在だった割には時差ぼけが抜けず、しばらくひん死状態でした。

今は体調も整い、昨日は久しぶりのお出かけデーだった。
知人たちがサッカーをするというので、ヨジュという、ソウルから車で2時間のところまででかけてきた。
で、どこでやるのか聞かされていなくて、「さあ着いたよ」といわれ車の中から外をみると、こぎれいな建物と芝のグランド。
さすが!お遊びとはいえ芝のグランドでサッカーをやるのね。 なーんて思って車から降りて施設の門の前に立った。
門には「・・・中学校」と書かれている。え、これ中学校なの?
芝生だけじゃない、な、なんと、観客席まであるではないですか。カラフルなプラスチック製の椅子である。

さすがに今の時期、青くはないけど、ちょっと前のKリーグみたいに半分はげて土の見えたグランドとは比較にならないほど、芝の状態は良好だった。
へえーーといいながら、写真を撮りまくる。すごく嬉しくって。
韓国では子供達は芝のグランドでは練習できないので、キーパーは身体を投げ出してゴールを守るというのができないのだそうだ。
怪我も多い。

だから、こんな施設をもった中学校があるなんて信じられなかったの。

この中学校は最近できたばかりで、サッカー部の監督は、昔のKリーグ得点王だったという方で、知人たちと親しく、今日は特別にグランドを借りたのだそうだ。
そういえばグランドのはじっこで少年たちがボール回ししていた。

地域の自治体が中心になって試験的に作ったモデル校で、通常、サッカー部に所属する生徒たちは一般生徒たちに交じって授業をうけるのだけど、この学校はサッカー部の生徒だけを集めて1クラス作り、授業内容も、午前中は、英語、漢文(漢字)、コンピュータを学び、午後は練習、そして夜は外国人講師を招いて英会話の授業と、特別カリキュラムが組まれているのだそうだ。
もちろん寮生活である。
サッカー選手は学校ではほとんど勉強をする環境ではないので、プロにもなれず一般社会に出るような場合、いろいろと苦労をしなくてはならない。だったら社会に出ても通用するような知識や技術に絞って身につけさせよう、ということだそうだ。

う〜ん、とっても複雑な気持ち。
まだ中学生だよ。どうせだったら、勉強もして、サッカーもして、という普通の、でも韓国には100%ないパターンの環境をつくれないのかしら。
とはいえ 現在の韓国サッカーの構造を考えると、これが今できる最善の方法なのかも、と思い直す。芝のグランドだしね。

そんなこんなで、一日中サッカーの試合をした知人一行も、私も、楽しい充実した一日でした。

ところで、相手チームのユニフォームが、イタリア代表のブルーのちょっとぴちぴちのシャツと、白いパンツだったの。それを着てプレーしている姿をみていて、ずっとずっと気がかりだったことがある。
韓国製のサッカーパンツには100%インナーパンツがついている。でも日本では別にインナーパンツをはいて、パンツそのものにはインナーがついていないことが多いと聞いていたのだが、相手チームの一人のお尻のラインが妙にきれいなのである。
白いパンツなので、インナーのラインがみえなくてはおかしいし、実際他の人たちはみんな、「それ」があった。
じゃー、特別なインアーをつけてるのかなーなどといろいろ考えてみる。 結構、本気で悩んでしまった。
常日頃、インナーがついているのと、市販のインナーを別にはくのでは、どっちがおしゃれで、着心地がいいのかが知りたくてしょうがなかった私。
だから、その人のお尻だけを追ったゲームだった。その人がコーナーキックをすると、私の目の前で蹴るので、ひたすらひたすらパンツだけ見つめた。
横にいる人に、あのパンツはインナーがついているのか、と何気にきくと、日本製とちがって韓国のでついていないのはないよ。との答え。ふーむ。
どういうインナーだったらあんなすっきりきれいなお尻になるのかな・・・。

そのすっきりパンツの主は、相手チームだったが私もよく知っている人だったので、さっそくゲームが終わって聞いてみる。
お尻がとってもきれいなんですけど、インナーは何をつけているんですか。
そうすると、相手は大笑い。「エミカにずーっと見られているの気がついていたよ」。げ。
そして、こういうではないですか。「下には何もつけてないよ」 。げげげ。

大赤面である。
変なオンナだと思ったかな〜。思ったよねえ。
おかげで次のゲームは、そこに目がいかないようにって、ひとり遠く離れて、観客席でしょんぼり見てました。

共通の友人が多い人である。きっと酒の肴にされちゃうよねえ。
エミカがさあ、試合中ずっとノーパンのお尻だけ見てるんだよ・・・・・って。しかも「きれいなお尻ですね^^」とまで言ってしまったんです、私。

 


<9/22水>
今日、大学から携帯にメッセージが入った。「除籍になります。」
もうそれは覚悟していたの。すでに休学ができる規定の期間を満了しているはずだし、9月からの新学期にも何の手続きもしていなかったから。
昨日あたりから、秋夕前にはこの日記の自己紹介文も書き換えようかなーと思っていた矢先だった。

大学に通って授業を受けている夢を何度か見た。
通いたい。でも事情が許さない。自分で選択したことだから仕方がないが、それでも大切なものを放棄するつらさがある。
引き換えに、 もっと大切なものを手に入れているのかもしれないのに、だ。
クラスメートに、夜キャンパスでお酒を飲もうと誘われても、行けない理由がそこにあった。
つい数日前も、実はまだ私には大学に通う資格が残っているという報せを友人から伝えられて大喜びする夢を見た。目が覚めてから、落ち込んだ。
結局は挫折したということだから。

大学からのメッセージを読みながらまた悲しくなった。そこには急いで連絡が欲しいと書いてあった。それも2通も。
本当は 、なにげに無断で蒸発?するつもりだったけど、それではいけない、せめてけじめはつけようと電話をしてみた。
実は仕事をしていて通いたくても通えないんです。
すると電話を受けた学生課の女性が、「じゃあ、休学届け出してくださーい」とおっしゃるので、「いえ、たぶんもう休学できる期間をオーバーしていると思います」としょんぼり言うと、「あと1年大丈夫ですよ」。......

なんと、私にはまだ1年の休学可能期間が残っていて、しかも、その休学届けの手続きが今日が締め切り日で今日中に休学届けを出せば受理してもらえるのだという。
大学まで行く時間がないと言うと、 ファックスでも大丈夫だとおっしゃる。
そして、私は除籍にならず、無事にあと一年猶予をいただきました。
とても嬉しかった。
最近携帯電話が嫌いになって(?)、ほとんど持ち歩いていなかったのだが、今日に限ってバッグに入っていたということもラッキーだった。
あんな夢を見たということもあった。
もう一度機会を与えられた、そんな思いがした。
一年間準備をして、もう一度大学に戻ろう。決心というより、なんとなくそれが私が歩むべき道のような気がするの。
大げさな思いではなくて、本当になんとなーく、そんな感じ。
年齢に関係なく学ぶ機会を与えられたことに感謝しなくちゃ。もちろん、いつでもどこでも学ぶことはできるんだけど。
自分の中ではとっくに挫折して放棄していただけに、 改めてひとつの目標ができたとでもいおうか。

なんだか今日はとっても嬉しくって。

<9/19日>
結局、高延戦には行かず、明け方までせっせとお仕事に励んだおかげで今日はお昼まで寝過ごした。背中が痛ーい。マッサージに行こか、ジムに行こうか悩んでいる。
夢で、飛行機に乗り遅れそうになる。なぜかあまり乗らないJALに乗ろうとして、でもゲートが見つからない。ゲートが96Aというのまで覚えている。
もう一人の知らないおじさんと見知らぬ空港内を一生懸命走っているのだけど、それが苦しい。こんなに走ったら飛行機に乗ったとたんに心臓マヒだーなんて心配しているところで目が覚めた。
苦しい夢だった。今週末からヨーロッパなので、大丈夫かな。思い出すのは2年前のヨーロッパ旅行のときのこと。

現地の知人が迎えに来てくれるということになってたのに、いつまでたっても来ない。
実は私が 待ち合わせの空港を間違えていて、しかも乗り換えなくてもいい飛行機をわざわざ乗り換えていたのだった。
また飛行機に乗って戻った。国内旅行でもないのにそんなことがあるのが私のドジさなの。はずかしい。
しかも、到着が夜遅くて予めホテルまで予約しておいて、次の日の朝、ホテルまで迎えに来てくれた知人の車で目的地まで行くというスケジュールだった。
全く違う土地のホテルで一泊しても、まだ気がつかないで、そのホテルでひたすら知人を待っていた私。
行き当たりばったりの旅行ではない、予め韓国で予約してチケッティングまでしていたのだけど、知人から指定された待ち合わせのホテルがチェーンで、間違って降りた空港近くにも全く同じ名前のホテルがあったっていうのが最後まで気がつかなかった理由でもある。自分の勘違いを疑ってみることもなかったの。トラベルの語源はトラブルっていうのはほんとね。

そのうちホテルに知人からホテルに電話があって、私が約束と違う土地のホテルで待っていたことが判明。なんと実際の約束の場所とは飛行機で1時間のところで一晩過ごしていたのだ。
頭のいい知人が、もしかしたら、と空港に近い、本来待ち合わせしていたホテと同名のホテルを当たってくれたおかげで、約束時間1時間後には、私の勘違いに気がついて、すぐに空港に向かい飛行機に飛び乗ったので時間ロスも数時間ですんでよかった。
悪運が強いともいわれている私です。

でもまあ英語圏でない土地でも 何とかなるものだ。と最近はあまり怖いものがなく、それよりもそんな自分が怖かったりする。

ヨーロッパ旅行といってもあちこちまわる周遊旅行ではないので、スケジュールの合間にサッカー観戦をいれてみる。
運良く、チャンピオンズリーグもあるではないですか。1試合ぐらいは観戦できそう。
さっそく直接クラブにチケットの予約を入れた。時間もないのでヨーロッパの滞在先に送付してもらうことになっていたのに、手違いで、私の東京の住所に発送してしまったと連絡が入る。
ひゃーそこには今誰もいなくて受け取れないんです・・・・。
誰かに転送をお願いしても、昨日現地から発送されたものがいつ東京に届くことやら。それから送ってもらうのだから、かなり、だめっぽい。
最悪は買い直しという手段もあるので、まあ、どうにかなるでしょう。悪運がつよいのよ、私。

<9/17金>
今日、明日は高延戦。
日本の早慶戦と同じで、ライバル大学である高麗大と延世大のスポーツのお祭である。
大学の講義も、図書館もお休み。
以前 は授業もあって、でもかなりの学生が欠席するものだから、へそ曲がりの教授(すみません)なんかだったりすると、こういうときに限って出欠をとったりしたものだ。
そういう教授はたいていうちの大学出身じゃなかったけど。
高麗大と延世大だけという閉鎖的なお祭りなので、いろいろ問題視されることもあり、学閥重視のスポーツの世界にも大きな影響を及ぼしているこの高延戦なのです。
そしてご存知、韓国の「応援文化」はこの高延戦が原点だと思うの。。
競技観戦よりも応援合戦、という・・・。

今年の高麗大の応援団長はなんと、歴代初の女性なのである。すごい。
洗練された雰囲気の「ビール党」延世大とは逆に、バンカラで男っぽいイメージの「マッコリ党」高麗大はまさしく男のイメージ。
それが、女応援団長なんて格好よすぎではないですか。

サッカーは明日。

選手も代表の合宿やら大会やらでどんなに忙しくても試合にでたがるのがこの高延戦で、大昔、イ・イムセンが代表の合宿を無断で抜け出して高延戦に出場して処分を受けたなんてこともあったらしい。
いいねえ、イ・イムセン^^
またOBも結構来ていて、高麗大出身ではホンミョンボやノジョンユンなんかがうろうろしていたりする。さて今年はどうかしら^^

行きた〜い!
ところがこういう時に限って今週末締め切りのお仕事を抱えてたりする。

スタジアムに行ったら 行ったで、だたでは帰れない。一晩中、街を壊す勢いで飲みまくり騒ぎまくるのが習わしなの。
仕方がない、私の分まで応援たのむ!とクラスメートでもあるアルバイト君を、早めに仕事を切り上げさせて送り出しました。

でも、やっぱり行っちゃおうかな 。

<9/9木>
今朝、家のトイレが壊れた。
タンクの中の水を流したり止めたりパカパカする蓋と外側の水を流す取っ手をつなげているチェーンがぶちっと切れたの。
一人暮らしも長くなると、このぐらいだったら自力で直す。チェーンは短くなったがもう一度蓋の穴に通して、と、 無事に水が流れるようになりました。
少し前に、水道が壊れたのだけど、このときは分解が必要でちょと手間取ったが、やっぱり一人で直した。

今の住まいは建物のお掃除をしたりしてくれる通いのアジュンマがいて、引っ越ししたてのときに部屋の電球が切れているといって付け替えに来てくれたことがあった。電球の取り替えだけなんだけど、みているとどうもあたふたしている様子のアジュンマ。みかねて、私がやりますというと、「こういうのは普通男がやるものだから、よくわからないわ」とおっしゃる。なんか、かわいい。
そうなのだ。やっぱりこういうは、「私できないの」といっているのがかわいげがあるのね。ふむふむ。
と、思って、先週、トイレの電球が切れた時に、たまたまその日いっしょにご飯を食べた男友達に、「家の電球が切れちゃったの」なんて言ってみた。(下心なしよ^^)
電球も取り替えられないオンナってのがわくわくの設定よん。

優しい韓国男子の彼は、よーし、俺が取り替えてやる、と言ってくれたではないですか。
取り替えるには新しい 電球が必要なので、まずはそれを買って来てくれることになった。
ちゃんとワット数やサイズを伝えたはずなんだけど、次の日に友人が買って来たのは、どうみてもサイズが大きくて電気カバーのなかに収まりそうもない。
ちょっとサイズが大きいみたい、というと、その翌日もまた一つ電球を買って来てくれた。
や、やさしい!でもあちらにも下心なしです。韓国男子は優しいんです。結婚したら豹変するらしいけど。一般論。

ところが、せっかくもう一度買い直して来てくれたこの電球、これまた電気カバーのサイズよりも まだ大きい。カバーがしまらないの。
「やっぱり大きいよ。」
トイレの電気が切れてすでに3日目である。それでも韓国男子の意地があるらしく、そのまた翌日も新しい電球を持って来た。
これで3つ目。今度はね、小さすぎて、暗くてトイレが陰気でしょうがない。かえってない方がいいぐらい。
「ありがとう、あとは私が自分でやります・・・」
電球3つ分の代金を渡しながら、韓国男子のプライドを傷つけないように言いました、私。

無事にちゃんと明るい電球を自分で買って来て取り替えたのは言うまでもないけど、最後まで何も出来ないか弱いオンナを演じられないのが悲しいじゃないですか。

<9/3金>
ながらくご無沙汰してしまいました。ようやくちょっぴり余裕ができたので。
時間的な余裕というよりも気持ちの余裕です。その気持ちというのも深い部分のことです。意味不明でごめんなさい。

久しぶりにブダ氏に会いにいく。
今彼はソウルユナイテッドFC創団に向かって大忙しなのだ。オフィスはソウルでも高級といわれるエリアにあって、そのオフィスの真ん前には、冬のソナタで一躍有名になった、グンというおしゃれなレストランもある。といってもドラマの撮影で使われたのか、それともヨンサマたち行きつけなのか、よくわかっていないのだけど、とにかく、そうなのだ。
オフィスにいるのは前からの顔なじみの知人たちなので、オフィスの見学をして、そのまま食事にでかけた。そのエリアはとっても物価が高いので、なんと20分以上もてくてく歩いて、もうすこしお手軽なエリアに移動した私たち。
おしゃれしてハイヒールを履いていた。坂道が多い街で、置いて行かれそうになること数回。今度はオフィスの近くの高級レストランでお願いしたいです。たまには。

少し前に掲示板で, このソウルユナイテッドFCのユニフォームのお問い合わせをいただいて、すぐにそれをデザインしたブダ氏にお伝えしたのだけど、結局掲示板に返事がもらえなかった。ので、抗議しておきました^^
ごめんなさい!、でも関心をもっていただいてありがとうございます!とのことです。よろしかったら私にメールをいただければ、取り次ぎいたします。emika@shinbiro.com

ようやく実体が現れて来たこのソウルユナイテッドFCだが、ホームスタジアムはチャムシルとする予定で、現在は市民球団の名に恥じないスポンサー誘致に大わらわである。
これまでは、個人サッカーファンの集いだったのが、役員も決定して、以前よりもメディアに出る機会が増えたのを見ると、着々と彼らの夢が現実に向かっているのを、ようやく最近感じられるようになった。
3年ほど前に彼らを題材にして「夢見る人々」という題で韓国語のコラムを書いたことがあるが、それを読んだある知人が「投資してみようか」なんていう意味の冗談をおっしゃった。
フランス、英国生活が長く、現在もそれらの国にいくつかの会社を持っている若き実業家、しかもおうちはすごい大金持ち!住まいもドラマに出てくるような大豪邸なの。
サッカー協会にも深く関わっていて、でも、その当時はまだ実体のないこの運動家たちにそれ以上の関心を示すことはなかった。少しでもサッカー(それも協会)に関わる立場としては、うかつに参加はできないし、やはり、「夢」よりも「現実」をとるのは当然で、確実で安全なものでないと、彼らは食指を動かさないのである。
ところが、その彼が、この度、ソウルユナイテッドFCの役員に就任したという。まさに私がブダ氏に会いにいった、その日にである。
このニュースを鉄板焼きを食べながら聞いた。(ソーセージの鉄板焼きよん^^)

ふと、3年前の冗談とも付かない一言が、こうやって今この瞬間に繋がっているような気がした。
いよいよ本当に創団が近いのかも。

夢を叶えられるのは夢を追う人だけなのね。

ちょうどこの日にオープンになった公式?ホームページには、ブダ氏デザインのエンブレムが公表されていたのだけど、これが、某英国プロチームのエンブレムにそっくりで、何とかならないの?と怖いもの知らずの私は遠慮なく言ってみたのだが、ブダ氏の石のような(つまり頑固ってことよ^^)意思を変えることはできそうもありません。
デザインにも色にも意味が込められていて、思い入れが強いのだそうだ。では、もう、これで行きましょう。私は全面支持します、ブダ氏。^^

 

<7/30金>
韓国では今週末あたりから夏期休暇シーズ